TOFF MAGAZINE

vol.1 トフのバッグ、コスパが高い理由ワケ

ファッションエディターでありブランドのファンでもある私、乙部アンがトフの魅力を自由にお伝えする新連載“TOFF MAGAZINE”。
初回にお届けするのはずばり、その価格帯について。
一度はトフのバッグを手にしたことのある皆様は、「このクオリティでどうしてこんなにお手ごろなの?」と感じたことはありませんか?
今月は顧客の皆様をはじめ、ビジネスパーソンからも質問の多い“コスパの高さ”について、デザイナーの坂井一成氏に迫ります!

坂井一成

Interviewee

デザイナー 坂井一成

TOFF&LOADSTONEとMICAIを有するT&Lの代表/デザイナー。端正なデザインはさることながら、顧客を最優先する誠実なものづくりの姿勢に定評あり。「コストカットはあくまで皆様に喜んでいただくためのもの。いちばんの目的はいいものを届け続けることです」

コスパの秘密1“当たり前”を打ち壊す工夫と努力

ブランド創業当初、すべてをひとりで行っていた坂井氏がまず取り組んだのは、服飾業界の当たり前を疑うこと。独自の交渉で流通をとことんシンプルにしたというのだ。

「革の上質さや金具にはとことんこだわりたかったので、これまでなんとなくかかっていた経費や、流通途中で上乗せされていた金額をすべて細かく見直しました」(坂井)

独立したばかりの頃から既存の考え方にとらわれず、自身の直感と人との対話を大切にしてきたという坂井氏。斬新かつ「予算はできるだけ材料費に回したい!」というポリシーが、クオリティや原価率を下げることなく、コストカットを成功させた。

コスパの秘密2日本の職人との蜜なコミュニケーション

トフのバッグはすべての工程を日本国内で行っている。それにより海外とのやり取りをした場合にかかってしまう関税がカットされているだけでなく、コスパの高さが実現できる理由は「在庫を持たない会社との取引」という点にあるようだ。

無駄な在庫を抱えない個人経営の会社は、細やかなところまで交渉に応じ最大限に企業努力をしてくれるうえに、無理なことは無理、ときちんと伝えてくれる。「ただのビジネスではなく、人と人としての誠実なお付き合いができるところも感謝しています」(坂井)

職人との細やかなやりとりは革の薄さミリ単位の改良を見事に実現させる。コスパの高さだけでなく、すみずみまでこだわりぬいたものづくりにもひと役買っているようだ。

職人の手仕事で真鍮金具が生み出される鋳造所の様子

「砂型手込め鋳造」という古くから継承されてきた技法

コスパの秘密3直営店舗を持たない

顧客からトフへの問い合わせでいちばん多いのが「店舗はないのか」という内容。たしかに、オンラインショップだけでなく、実際に手にとって、触って、絶妙な色味を確認したいというのが顧客の本音だ。

「今は直営店がないことで家賃や人件費の節約になり、それがコスパのよさにもつながっています。けれど、いつかはブランドの世界観を堪能していただけるような店舗をかまえるつもりです。ただ、やはり顧客の皆様第一、というこだわりは捨てたくない。コスパの高さはキープしながら、職人、スタッフにもベストな方法をこれからも模索していきたいですね」(坂井)

今現在、実際の商品を見られるのは全国の百貨店&有名セレクトショップ。
さらに今後は期間限定で行われるポップアップイベントや、予約制のショールームツアーなどにも注目したい。

とあるショップのバイヤーから「トフのバッグは検品が厳しくされていて、不良品がほとんどない」と聞いたことがある。坂井氏の話からもコスパの高さ=コストカットの秘訣を探るはずが、聞けば聞くほど手間隙がかかっていて、それが上質なものづくりへと直結している事実があった。
トフの価格以上の実力派アイテムは、妥協を知らない洒落者たちの努力の結果だ。

文・乙部アン
https://www.thelivmagazine.com/
ウェブマガジンLIV,主宰/ファッションエディター。ファッションはもちろん、丁寧なものづくりの舞台裏にも興味があり、取材を通してトフの魅力にハマったひとり。

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こちらのメールアドレスまで、ぜひお送りください。
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